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ジャッキアップ工事
築30年以上の木造住宅など、また昭和56年5月31日以前の建物は
耐震工事が必要です。
基礎などは無筋基礎であったり、基礎の床が土であったりします。
また、古い建物の場合、建物が傾いていたり、基礎、土台などが
腐食している場合などがあります。
また、再建築不可物件や、新築すると建ぺい率や容積率の関係で
今より小さくなる建物は現状の状態から再生してあげる必要があります。
そこで、活躍するのが、ジャッキアップ工事です。
基礎の床部分が土の場合、湿気防止のために
防湿シートを敷き、D13の鉄筋を200×200ミリ
ピッチに組み、既存の立ち上がり基礎には
差筋をしてからめてコンクリートを流します。
そのことにより耐圧版となり強固な基礎になります。
既存基礎や新しく造った耐圧版基礎から
油圧式ジャッキでゆっくり持ち上げていきます。
この時に、一揆に持ち上げてはいけません。
長い年月をかけて傾いたために
重心も傾いている為にゆっくり時間をかけて
上げていきます。(約1週間〜2週間くらいかけます。
注)建物によって異なります。
)
その際に仮筋違い、サポートジャッキ
チェーンブロックを使いながら徐々に上げます。
その際に土台が腐食している場合は交換します。
防蟻処理も忘れずに行います。
建物を上げる際に建物が倒壊しないように
桁行き方向(建物の長手方向)、梁間方向(短手方向)
に仮筋違いを打っていきます。
傾きがなくなるまでジャッキアップ
したら(水平、垂直レベルがよければ)本筋違を金物と併用して
とめます。その際にアンカーボルト、ホールダウン金物を入れます。
鉄筋、アンカーボルト、ホールダウンを入れたら、
ベニヤでコンクリートを流す型枠をつくります。
コンクリートを流して型枠を外せば
立ち上がり基礎の完成です。
このように古く傾いた建物でもジャッキアップ工事を行うこと
により再生させることができます。
現在、再建築できない建物や傾いて倒壊しそうな建物、
また狭小住宅のため新築すると建ぺい率、容積率などにより
建物が小さくなってしまって建物にならないものなどが
多くあると思います。
うちは特にこの様な建物の再生を
得意として皆様に喜んでいただきたく思います。
(ちなみに上記物件は築40年です。傾きは17センチでした。)
そこで木造の実績が豊富な渡邉工務店にぜひご相談ください。
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上記物件も築40年以上の物件です。
建物が小さく新築の場合建ぺい率、容積率の関係
で建物が小さくなってしまうために大規模なリフォームです。
今回は基礎や土台が朽ちている為、通し柱
以外の柱を取り除き
サポートジャッキ20本を使い
建物自体を宙に浮かします。
その際に建物が倒壊しないように仮筋違い
を桁行き方向、梁間方向にとめます。
通し柱の下には鋼製束で支えます。
鉄筋、型枠を組みコンクリートを打ちます。
養生期間を取り、型枠をばらします。
まだ通し柱とサポートジャッキで支えているため
に土台、柱、筋違いを入れていきます。
梁と通し柱以外の部分はほとんど入れ替えました。
耐震も兼ねているために丈夫になりました。
今回は全面改修工事になりました。
建物を宙に浮かさなければならないため
建物の倒壊防ぐために慎重に作業しなければ
なりません。
なかなかこのような工事は簡単には
できないと思いますがうちはこの様な工事を
得意としています。
このように建物を再生したい方は
ご一報ください。
再生希望の方はまずはご連絡いただければ
ご相談に乗ります。
そこで木造の実績が豊富な渡邉工務店にぜひご相談ください。
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